TQコネクト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:五木 公明)及び株式会社東急不動産R&Dセンター(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:塩田 光太郎)は、埼玉県日高市にある「こま武蔵台団地」にて行われるグリーンスローモビリティ(以下「グリスロ」という)の実証実験に合わせ、高齢者へのインターネット利用サポートとして「TQ あんしんタブレット」を提供し、運行状況や周辺地域の情報を、オンラインで配信。タイムリーに情報を届け、高齢者が実証実験に参加しやすいようにサポートを実施します。

■ 目的
こま武蔵台団地は高齢化による免許返納問題や人口減少による公共交通サービスの水準低下が顕在化しています。現在、自治会によるデマンド方式での移送サービス等が行われておりますが新たな移動サービスとして、「グリスロ」を使い、買い物や通院、地域での活動、路線バスへの乗り継ぎにご利用いただく実証実験(実施主体:国土交通省国土技術政策総合研究所)が行われるのにあわせ、グリスロを地域密着型の移動手段とするために、利用者へタイムリーに運行状況等の情報を届ける手段として「TQ あんしんタブレット」を活用します。
■ グリーンスローモビリティとは
時速20km 未満の低速で走行する電動車を使った、小さな移動サービス。
■ 運用方法
乗車状況を自宅にいながらにして確認できるように、高齢者向け「TQ あんしんタブレット」にて始発地点での乗車状況をご案内します。
その他、悪天候による運行中止やダイヤ変更のお知らせ、不慮のトラブルに伴う遅延などの情報を、「TQ あんしんタブレット」のお知らせ配信にて行うことで、インターネットに不慣れな高齢者でも随時状況を把握することができる環境を整え、デジタル格差の解消を目指しています。
【本実証実験の概要】
実施期間:12 月7 日(火)~1 月9 日(日)
実施場所:埼玉県日高市こま武蔵台団地周辺
ショッピングセンターを中心に、平日は団地内循環型として5便、土日祝日は、東西個別型として2 ルート合計8 便運行するグリスロについて「TQ あんしんタブレット」にて始発地点での乗車状況等の情報を配信。
〈TQ あんしんタブレット〉
全体統括:TQ コネクト株式会社
〈グリスロ実証実験〉
実施主体:国土交通省国土技術政策総合研究所
協力機関・団体:NPO 法人げんきネット武蔵台、株式会社東急不動産R&D センター、等

※「あんしんタブレット」は、アイラ株式会社が提供する「ささえi コミュニティ®」の専用端末「hoam®」のTQ ポータルサービスにて利用する際の名称となります。
※「ささえi コミュニティ®」及び「hoam®」は、アイラ株式会社の商標です。
■長期ビジョンで取り組むテーマと、貢献するSDGs
東急不動産ホールディングスグループは、2021 年に⻑期ビジョンを発表しました。「WE ARE GREEN」をスローガンに、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現します。価値を創造し続ける企業グループをめざして、重視する社会課題から抽出した6 つのテーマに取り組み、SDGs の達成に貢献していきます。
≪ 本リリースにおける取り組みテーマ(マテリアリティ) ≫

≪ 貢献するSDGs ≫

東急不動産ホールディングスグループ 「長期ビジョン2030」について
tfhd_groupvision2030.pdf (tokyu-fudosan-hd.co.jp)