2022.10.04
プレスリリース
TQコネクトと宮崎市が公民連携を実施「タブレットを活用したひとり暮らし高齢者の生活サポート実証実験」を開始
東急不動産ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、社⻑:⻄川 弘典)が2019年度に立ち上げたグループ従業員を対象とした社内ベンチャー制度「STEP※」から誕生したTQコネクト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:五⽊ 公明)は、宮崎市と連携し、2022年10月1日から12月31日までの3か月間、宮崎市内に住む70歳以上で一人暮らしの高齢者19名にTQタブレットを配布します。
※「S(Start/Sustainable/Shibuya)」+「TFHD Entrepreneur Program 」の略称
TQタブレットとは
家族と離れて暮らす高齢者世帯向けの、専門オペレーター付タブレットサービスです。利用者の方は設定やWi-Fiなどの準備の必要がなく、届いた日からタブレットを利用できます。タブレットに不慣れな方でも、操作サポートは専門オペレーターが丁寧にご案内。家族とのビデオ通話や、音楽鑑賞や番組鑑賞、買い物など、インターネットを通じたサービスを安心かつ簡単に利用できます。
宮崎市との取り組み
宮崎市内在住の70歳以上の一人暮らし高齢者を対象に、市内の地域包括支援センター19ヶ所にご協力いただき、各センターから1人ずつ実証実験への参加希望者を選定します。参加者には「TQタブレット」を配布し、宮崎市内での利用状況を検証いたします。また「地域のお知らせ」のボタンにて、宮崎市からの市民の皆さんに対するお知らせや周知情報などの発信を実施します。
検証内容
- インターネット操作の取得
- オペレーターとのコミュニケーション・ニーズの検証
- 地域や生活に必要なお知らせ配信による既読率の測定
- 自治体から連絡手段としての利用について検証
- 各種相談サービス提供による困りごとニーズ検証 など
宮崎市との取り組みの狙い
今回の実証実験における宮崎市の狙いとして、在宅福祉サービスの有効性の検証や、自治体連携の一環としてシニアタブレットの有用性の確認が挙げられます。TQタブレットの利用を通じて、在宅シニアの方に向けた自治体の情報発信や、サービス開発の検討などを行い、地域の皆様がイキイキとより良い生活送るきっかけとなるような取り組みを検討してまいります。
宮崎市/TQコネクトの今後の展望
今回の実証実験にご参加頂ける宮崎市の方々へのインタビューやモニタリングなどを通じ、シニア向けタブレットのサービス品質向上を目的とし、自治体の課題解決の為に共同でサービス開発などを進め、地域の方の要望に応えられるサービスを構築していきます。